一般診療

湿疹、かぶれ、じんましん、アトピー性皮膚炎、水虫、イボなど皮膚科全般にわたって診療しております。

湿疹、かぶれ

皮膚科では最も多くみられる疾患のひとつです。主婦湿疹(いわゆる手あれ)から毛染めかぶれなどカユミや皮膚の赤みを生じる疾患はさまざまです。原因は日常なにげなく触れている洗剤や、化粧品植物金属(メガネ、時計、指輪、ネックレス)などがあり、ご本人が気付かない場合もあります。当院では、これらの原因を血液検査やパッチテストにより詳しく調べていくとともに症状にあわせた適切な治療を行います

アトピー性皮膚炎

アトピー素因といわれる体質的なものの他に、ホコリダニなど環境要因や精神的なストレスが複合的に関与して生じます。
当院では、個々の患者様の症状、生活環境、ライフスタイルに対応した検査、治療方法を患者様と相談しながら選択します。
また当院では通常の内服・外用療法に加え、安全で有効性の高い308 nm波長の紫外線を病変部に数秒間照射するターゲット型紫外線治療や今までの治療で十分な効果が得られなかった中等症から重症のアトピー性皮膚炎の患者さんに対して免疫反応に関わるサイトカインに働きかける生物学的製剤による治療を行っています。当院ではデュピクセント(初回のみ2本、以降2週間に1本皮下注射。)、ミチーガ(月に1回皮下注射)、アドトラーザ(初回のみ2本、以降2週間に1本皮下注射。)などの注射薬(いずれも保険適応)、いずれも予約の上で接種(上腕、大腿、腹部のいずれか)します。 3回目以降は処方の上でご自宅での自己注射が可能となります。他院で接種を2回以上受けられた方で紹介状をお持ちの場合は初回より処方が可能です。収入に応じて高額療養費制度を利用できる場合があります。(デュピクセントの薬剤費と医療費助成制度について)
また、東京23区に在住の方で高校生までは負担が0割となるため無料で接種がおこなえます。下の表を御参照ください。

薬剤 対象年齢 剤形 接種間隔 1本の価格
(3割負担)
2025年3月現在
デュピクセント 成人(15歳以上) 300mgシリンジまたはペン 2週間に1回、
初回のみ2本
以降1本
16,098円
小児(生後6ヶ月から) 体重60kg以上:
300mgシリンジまたはペン
2週間に1回、
初回のみ2本
以降1本
体重30kg以上60㎏未満:
200mgシリンジ
2週間に1回、
初回のみ2本
以降1本
体重15kg以上30㎏未満:
300mgシリンジまたはペン
4週間に1回
体重5kg以上15㎏未満:
200mgシリンジ
4週間に1回
ミチーガ 13歳以上 60mgシリンジ 4週間に1回 34,928円
6歳以上13歳未満 30mgバイアル 4週間に1回
アドト
ラーザ
15歳以上 300mgペンタイプ 2週間に1回、
初回のみ2本
以降1本
12,558円
「ターゲット型紫外線治療器」エキシマライトマイクロ
「ターゲット型紫外線治療器」エキシマライトマイクロ

水虫

足の水虫には、水ぶくれをつくる小水疱型、ゆびの間に生じる趾間型、皮膚か硬くなる角質増殖型の3つのタイプがあります。

    • 小水疱型症例写真
    • 小水疱型症例写真
    • 趾間型症例写真
    • 趾間型症例写真
    • (写真提供:ヤンセンファーマ)
    • 角質増殖型症例写真
    • 角質増殖型症例写真

また爪に生じたものを爪白癬といい外用療法のみで完治に至らない場合には、患者様と相談の上で内服療法を行います。

    • 爪白癬症例写真01
    • 爪白癬症例写真01
    • 爪白癬症例写真02
    • 爪白癬症例写真02
    • (写真提供:ヤンセンファーマ)
    • 爪白癬症例写真03
    • 爪白癬症例写真03

この他にも陰部、手、顔面に白癬菌が感染する場合もあり顕微鏡検査による的確な診断が重要となります。

イボ、ミズイボ

ウイルスが感染することにより生じる疾患です。
小児に多くみられますが、ときに成人にもみられます。
ミズイボはプールお風呂で感染することがあります。
当院では、従来のピンセットでつまみとる方法の他に貼り薬など痛みを伴わない治療も行っております。

じんましん

じんましんは、1ヶ月以内の急性じんましんと、1ヶ月以上続く慢性じんましんに分類されます。その原因は食事の他に精神的ストレス、温度変化、運動発汗など多彩です。
当院では、アレルギー検査を含め原因検索をすすめながら症状にあった治療を行います。症状が1ヶ月以上続き、原因不明のじんましんを「特発性の慢性じんましん」と呼びます。今までの治療で十分な効果が得られなかった12歳以上の特発性の慢性じんましんの患者さんに対して免疫反応に関わるサイトカインに働きかける生物学的製剤による治療薬としてデュピクセントというお薬が保険適応となりました。当院では予約の上で接種(初回のみ2本、以降2週間に1本皮下注射。3割負担の方で1本16,098円。)を行っております。3回目以降は処方の上でご自宅での自己注射が可能となります。他院で接種を2回以上受けられた方で紹介状をお持ちの場合は初回より処方が可能です。収入に応じて高額療養費制度を利用できる場合があります。(デュピクセントの薬剤費と医療費助成制度について
また、東京23区に在住の方で高校生までは負担が0割となるため無料で接種がおこなえます。

ニキビ

思春期に多くみられる皮膚病ですが、成人にみられることもあります。ニキビ菌、食事、生活環境の他、精神的ストレス、ホルモンが関与している場合があります。
当院では、通常の保険診療の他にも頑固なニキビにはディープポアクレンジングセラピー「Isolaz」による治療も行っております。

皮膚腫瘍

皮膚腫瘍と一口にいっても良性のものから悪性の皮膚ガンまで多岐にわたり、症状、部位も様々です。当院では、ダーモスコピーにより病変部を拡大し詳細な観察を行うことにより診断を行ない治療をすすめます。
(皮膚ガンや特に大きな腫瘍は、関連する大学病院と連携し治療を行います。)

とびひ

とびひ(伝染性膿痂疹)は夏、小児に好発する細菌感染症です。原因菌として黄色ぶどう球菌、連鎖球菌などが代表的です。びらん、紅斑水疱などの症状が見られます。抗生物質の外用、広範囲の場合には内服療法が必要な場合があります。

脂漏性皮膚炎

頭皮、鼻のわき、眉間、耳の中、胸、わきの下など皮脂分泌の多い場所(脂漏部位といいます)が赤くなり、フケのように皮がはがれてくる病気です。ビタミン不足、ストレスの他、最近ではマラセチアというカビが関与していると言われています。再発を繰り返すことがあり、根気よく治療する必要があります。治療法にはビタミン剤の内服に加えカビに対する外用剤と炎症をおさえるための外用剤が有効です。

    • 脂漏性皮膚炎01
    • 脂漏性皮膚炎02
    • (写真提供:ヤンセンファーマ)

※この他、「皮膚は内臓の鏡」と言われるように内臓の病気に関連した皮膚病も知られており、皮膚の病気から内臓の病気がみつかることもあります。
お一人で悩まず、まずは皮膚科専門医を受診してください。


保険診療・自由診療ともにカード・交通系カード・電子マネー・QR決済が可能です (ただし、靴外来の矯正靴とインソールの購入は現金または銀行振り込みのみとなります。)


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