白斑(はくはん)とは?
白斑には尋常性白斑(しろなまず)、老人性白斑、海水浴後白斑、サットン後天性遠心性白斑などの白斑があります。このうち代表的な尋常性白斑(しろなまず)は後天的に皮膚のメラノサイトの数が少なくなるか消失することにより皮膚の色が白くなる病気です。 痒みなどの自覚症状はなく、子供から御高齢の方まで全身のどの部位にもみられ、頭では白髪を伴うこともあります。原因としてはなんらかの免疫的機序または神経機能異常により皮膚のメラノサイトやメラニンが破壊されているのではないかと言われています。 尋常性白斑には1個ないし数個の白斑が特定の部位に限局して生ずる限局型、全身または左右対称に広範囲に多発する汎発型、片側の神経の支配領域に生ずる分節型があります。
治療
外用療法、内服療法、紫外線療法などがあります。
当院では通常の外用、内服療法に加え最新のエキシマライト-マイクロを用いた「ターゲット型紫外線治療」を行っております。
「ターゲット型紫外線治療」とは?
紫外線のうち安全で有効性の高い308nm波長の紫外線を病変部に数秒間照射するだけの簡単な治療で、痛みはありません。
従来の紫外線療法(PUVA、ナローバンドUVB)よりも少ない回数で改善効果を認めやすく、効果の持続も長いとされています。
尋常性白斑に対しては保険の適応があり、週に2回行うことが可能です。
「ターゲット型紫外線治療器」エキシマライトマイクロ
保険診療・自由診療ともにカード・交通系カード・電子マネー・QR決済が可能です
(ただし、靴外来の矯正靴とインソールの購入は現金または銀行振り込みのみとなります。)